中国から日本への留学:「金の衣」を着る

photo by LALLA - ALI

中国では、海外に留学すると「金の衣を着て故郷に戻る」ことができると言われています。中国から日本を含む海外への留学は金の衣を着るに値するものということです。

実際に、中国から各国へ留学すれば金の衣をみつけることができているのでしょうか。

十年前までは、一般の中国人にとって海外留学は非常に遠い話しのように思われていましたが、近年の経済成長に伴い、海外に留学する学生数が増え、低年齢化の傾向が見られます。

また、「留学したら、もっといい仕事を見つけられる」、「海外で就職したら、もっと良い生活ができる」、「親戚友人などに自慢できる」といった理由も多く、とにかく海外に、と盲目的に留学生活に憧れる学生もいます。

しかし、一人で見知らぬ土地へ行き、慣れない言語環境で勉強し、そして職を得る。その間は本国にいる学生の倍の努力が必要になります。

ここ数年で、留学を終えた中国人留学生は就職や帰国も増えているわけですから、実は、「金の衣」は誰でも着れる服ではないということ、覚悟をもって慎重に留学を選択する必要があるということに中国の留学希望者も気が付き始めるのではないでしょうか。

留学をする中国の学生やその親が、戦略的に留学を捉え各国への留学を選択するのはもちろんのことですが、日本に留学する外国人のうち中国人がその半数以上を占めている現状を踏まえ、中国人留学生を受け入れる側も、彼らの期待を裏切らない教育とサポートを提供する必要があるでしょう。

中国人の留学生に対する日本留学メリットのアピールが重要となるのも、留学生の教育への成果が結実形になっていくのもこれからです。

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