「浙江省に女性向けファッションビジネスを! ――――日本のオシャレを母国に。」

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私は、日本の服飾系専門学校に通っている紅花(本人の希望により仮名)と申します。出身は中国の江南、浙江省出身です。「ファッション」に興味があり日本に来ました。

実は私、中国の専門学校へ進学し、その後大学に進学しましたが中退して今に至ります。なぜかと言えば、「中国のファッション系専門学校はいまいち」と感じてしまったのが一番の理由です。
一方でそのような母国内での教育の限界を感じてしまったときに、いま通学している専門学校に出会いました。ここは私が見る限りアジアNo.1の服飾系の専門学校だと思っています。

さて、私の夢を語るうえで、まず私が育った中国の浙江省についてご紹介したいと思います。服飾関係の中心地です。ファッションについても興味を抱きながら育ちました。けれども年齢が上がり、他国のファッションについて知るにつれて「母国でつくるファッションへの意識、技術を他国に負けないくらいまで高めたい」と思うようになりました。

日本の方に伺うと中国の洋服には安かろう悪かろう、という印象があるようですが、私が調べたところでは、日本の商品に記されている「MAIDE IN CHINA」の衣料品の一部は安値で中国売られているようです。ですから、同じような洋服を着ることができ、その機会は少なくありません。けれども、日本で大量生産されるような一般的なものばかりで、「最先端の」あるいは「流行の」ファッションではないと感じています。

photo by zoom zoom

最近では、私が育った地域の友人たち、その家庭も暮らしにゆとりができたためか、ファッションや美容、家具などにお金をかける傾向にあると感じています。こうした潮流はよく上海万博の話題も交えて報道されますが、本当に実感しています。
けれども、まだどこかで「他国の(日本の)まねごと」をしている印象も拭えません。良い商品、技術を取り入れることが先行しているように思います。例えば、モデルさんのオーディションにも中国人以外に、日本人も参加できるようになり、そこで質の高い日本のモデルさんをスカウトするという傾向も出てきました。
私は、こうして他国の文化を取り入れて激変していく様子を見て、自国の文化を自分の手で活性化したい、と考えています。日本からすれば数年遅れていると思われるかも知れませんが、中国の女性がいま以上に格好良く活躍する時代が来ると思っています。その流れをスピードアップしたいと思い、卒業後は日本で勉強したことを活かして、女性向けのスーツをデザインしたり、ファッション・ビジネスを展開したいと思っています。

この度は「浙江省に女性向けファッションビジネスを!――日本のオシャレを母国に。」というテーマで書かせていただきました。

他国の良いコンテンツや文化が中国で育つよう、それを持ち帰り育みたい、こうした私と同じような思いを抱く留学生が増えることを願っています。
ご一読いただきありがとうございました。

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■”日本の教育を世界へ”アスノバの「AsunoMagazine」2010/05/18   No.002

発行:アスノバ株式会社 http://asunova.com/
発行人/有田一喜
編集長/UTSUGI
編集 /安井元規
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